<フレーム各部の名称>

  

 

<メガネのサイズとは?>

メガネのサイズとは、片方のレンズの横幅のこと。上下の幅(天地幅)は関係ありません。

ツルの内側などに表示されている「46□20-140」などの表記は、片方のレンズサイズが46ミリ

鼻幅(左右のレンズ間の距離)が20ミリ、テンプルの長さが140ミリという意味になります。

 

<遠近両用メガネに必要なサイズとは?>

さかい目の無い遠近両用レンズに必要なメガネの大きさは、左右幅よりも上下幅(天地幅)が問題となります。

最近は28ミリ以下の小さなフレームに対応したレンズも商品化されておりますが

35ミリ程度の上下幅が有るものをお勧めしております。つまり、横に細いメガネより丸いほうが適していると言う訳です。

*高レベルのフィッティング技術を要求される遠近両用レンズにつきましては、ネット上での販売を行なっておりません。

リアル店舗へのご来店をお待ちしております。

 

<球面設計レンズ>

レンズ面が球の一部からなることによりこの名称があります。光学的には、収差が大きく周辺が歪んでみえます。

また、低カーブにできず高カーブになるため、結果的にレンズは厚くなります。

 

<非球面設計レンズ>

レンズ周辺部での像のゆがみ(収差)をコンピューター補正したレンズ。

レンズ前面が低カーブとなり、結果的にレンズ厚も薄く、軽くなります。

特に凸レンズ系での厚味の軽減効果は球面タイプに比べ絶大です。

 

 

<屈折率>

空気の真空に対する屈折率をおよそ「1.0」と仮定して、各物質の真空に対する屈折の度合いを表したもの。

メガネレンズにおいて屈折率は『レンズの厚み』に関係があり、屈折率が高い方が厚みの薄いレンズとなります。

 

<アッベ数>

度の強いレンズの周辺部を通して物を見ると、色のにじみが発生します。

これは虹の7色と同様、異なる波長を含む自然光が屈折した時、屈折率の違いによって起こる「色収差」の発生によるものです。

 「アッベ数」はその度合いを表しており、数字が大きいほど色収差の少ないレンズということになります。